着物を美しく着るためには・・・

目から鱗の和装肌着と小物展を終えて

2021年に開催して以来の「目から鱗の和装肌着と小物展」。

今回も2日間に渡り、完全予約制で、無料フィッティング会を開催させていただきました。

「たかはしきもの工房」は、気仙沼を本店とし、全国のデパートや小売店で展示会を開催しているお店。もともとは悉皆業を営んでいらっしゃり、おかみがどうしたら着付けが楽に綺麗にできるようになるか・・・と、試行錯誤しながら開発してきた和装肌着が毎年のように新しく生み出されています。

今回は、3年ぶりの開催でしたが、私にとっても新たな発見があり、着付けをする上で何が大切なのかを再認識させていただきました。

まずは、素材の持つ力がグレードアップしていたこと。

昨年より、汗対策がかなりしっかりできる素材がプラスされ、より快適に過ごせるようになりました。

私自身も、3年前は心に留まらなかった満点ガードルや満点肌着を新たなラインナップに迎えることにしました。

その一番の理由は、自分の肉体をどのように整えたら、着付けが美しくなるか、より明確になったからです。
 

完全予約制の無料フィッティング会

最初に結論を申し上げると、アド材バーによるフィッティングは絶対受けた方が良いです。

アドバイザーは、お一人お一人の体型に合わせてどのように肌着を使えばよいかをアドバイスしてくれる人のこと。

今回もお一人お一人の体型を手で確認しながら、アドバイスをしてくれました。
 

お客様の中には、人前で、ご自身の体型を見せるのは恥ずかしい・・・と思われ、商品だけを購入する方もいらっしゃいますが、アドバイザーの方に見てもらった前と後では、全く整い方が違っています。

これは、おかみのYouTubeだけではわからない部分です。

実際、今回予約をされたお客様の中では、何人も商品を購入したけれどもきちんと使えていなかった、また使い方がわからず、そのままにしていた・・・という方が、多くいらっしゃいました。

着付けレッスンでもお伝えしているのですが、着物を着る上で、体型によってお悩みはまちまちです。

そして、似た体型であっても、同じ体型の人は、世界を探してもいらっしゃらないのです。

つまり、お悩みもみなさまそれぞれ。体の整え方もそれぞれなのです。

だからこそ、きちんとご自身のカラダに向き合い、ご自身のお肉を使ってカラダを整えてほしいのです。

私な今まで、たかはしきもの工房の商品は決してお安くないので、着付け教室では薦めることを躊躇っていましたが、本当に美しく着たいと思っている生徒さんには、きちんと伝えていかなければ・・・と、ご自身の体を使って補正する大切さを伝えなければと心を新たにしました。

ご自身のカラダを肌着によって整える。
整えることにフォーカスしたからこそ、たかはしきもの工房の肌着は、使いやすく、とても合理的なのです。
 

今回、フィッティング会を体験された方は、どなたもまさしく「目からウロコ」だったとおっしゃっていただきました。

フィッティング会は、また来年以降となりますが、肌着の身につけ方はアドバイスできますので、補正でお悩みの方は、いつでもLINE公式ページからお問合せくださいね。

 

この記事を書いた人

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谷 加奈子

丸や呉服店 代表

東京都出身。 大学卒業後、大手メーカーのSEとして就職。 1995年、東京・大田区西蒲田に店を構える1926年創業の「丸や呉服店」の三代目として 家業に入る。2016年、着物をファッションだけではなく、もっと広い意味で伝えたく、「表に立つ人を輝かせる」という想いを載せて一般社団法人「着物道」を設立。
代々受け継がれてきたノウハウを生かして 「自分に似合う着物がわからない・・・」と いう悩みや「キレイに着るコツ」 など、着物 雑誌「七緒」「きものサロン」を始め、新聞や テレビ・ラジオなど多岐にわたって「着物生活」 の専門家として活躍中。