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着物を着たら肩こりが解消される理由

スマホで首や肩が疲れている人におすすめな着物

スマートフォンの普及によって、電車の中など移動しながらでもスマートフォンを見るという方が多くなっていますね。
スマートフォンを見る姿勢は、どうしても顔が下向きで背中は猫背気味になるため、首や肩が凝る方が増えているようです。

そんな方でも着物を着ることで、肩こりや首の疲れが解消されます。
 

秘密は着物の帯と紐


まず帯枕の紐の位置が鳩尾(みぞおち)まで下がり、鳩尾が緩むため、身体の力みがなくなり、肩こりが改善されます。
また、紐の締める位置によって、丹田に力が入り仙骨が立つことで、姿勢がすごく楽になります。

一番のポイントは帯です。帯がコルセットのような役割を果たし、とても楽に姿勢を正すことができます。



着物を着ることで、必要のない緊張が取れ、体が力まなくなり、肩こりや猫背が解消されるという健康にとってもいいものなのです。
ぜひスマートフォンやデスクワークで首や肩がコリ気味という方は、着物で姿勢を正しくしてみてください。
きっとコリが解消されることでしょう。
 

この記事を書いた人

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谷 加奈子

丸や呉服店 代表

東京都出身。 大学卒業後、大手メーカーのSEとして就職。 1995年、東京・大田区西蒲田に店を構える1926年創業の「丸や呉服店」の三代目として 家業に入る。2016年、着物をファッションだけではなく、もっと広い意味で伝えたく、「表に立つ人を輝かせる」という想いを載せて一般社団法人「着物道」を設立。
代々受け継がれてきたノウハウを生かして 「自分に似合う着物がわからない・・・」と いう悩みや「キレイに着るコツ」 など、着物 雑誌「七緒」「きものサロン」を始め、新聞や テレビ・ラジオなど多岐にわたって「着物生活」 の専門家として活躍中。