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着物を始めたばかりの女性に読んで欲しい本「身体知」

年を重ねるごとに美しくなるって、やっぱり女性の理想ですよね。
実は、それに近づくには着物を着ることなんです。
そのことを教えてくれるオススメの本を紹介します。

特に、独身またはこれから結婚する、

これから出産を迎えるという

着物好きの方にはぜひ読んでいただきたいと思います。

<h2>自分の身体に向き合える一冊</h2>



2006年に出版された「身体知-身体が教えてくれること」という本は、
内田先生と三砂先生の二人の対談形式で書かれています。


女性にとって、出産は一大イベント、男性には真似することのできない女性だけの特権です。三砂先生の「「いいから黙って結婚しなさい!」という提言には驚かされますが、何故?を知ることで、ご自身の人生を考えるきっかけ、ご自身のカラダと向き合うきっかけを作ってくれる本です。また、日本の教育に関わることについて書かれていますので、お子様を育てていく過程で触れられることも良いかと思います。

また、この本には笹島先生の着付けについても書かれていて、着物とカラダの関係について、私も学ばせていただいています。

着物を着る時に使う紐には、ただ着物を留めるためではなく、重要な役目があります。
実は、紐を締める位置には自分の心地いい位置、帯枕の結び目がくる位置。
それらを心地いいと感じる位置で結んだり置いたりすると、身体がとてもリラックスでき、無理な力みを無くし、疲れにくくなります。さらに背筋がスッと伸びるという効果があります。

ぜひ、この本を読んで、自分の身体に気づき、自分の身体に向き合っていただけたらなと思います。

Amazon などで調べてみてくださいね。

参考リンク(Amazon)

この記事を書いた人

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谷 加奈子

丸や呉服店 代表

東京都出身。 大学卒業後、大手メーカーのSEとして就職。 1995年、東京・大田区西蒲田に店を構える1926年創業の「丸や呉服店」の三代目として 家業に入る。2016年、着物をファッションだけではなく、もっと広い意味で伝えたく、「表に立つ人を輝かせる」という想いを載せて一般社団法人「着物道」を設立。
代々受け継がれてきたノウハウを生かして 「自分に似合う着物がわからない・・・」と いう悩みや「キレイに着るコツ」 など、着物 雑誌「七緒」「きものサロン」を始め、新聞や テレビ・ラジオなど多岐にわたって「着物生活」 の専門家として活躍中。