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思い出に残る成人式の振袖選び|母と娘の振袖物語Vol.1

お嬢様の思い

弊店のホームページをご覧になり、お母様とご一緒にご来店いただいたT様。

最初は、振袖をレンタルにしようか、購入しようかどうしようかと思っているのですが、どうしたら良いかわからずご相談にみえたのが始まりでした。

お話を伺うと、いろいろなところからパンフレットや案内がたくさん届き、周りのお友達は次々とレンタルなどで振袖を決めていると聞こえていらっしゃり、情報がたくさんで選択でき辛いご様子でした。

お話を伺った中で、レンタルのこと、お誂えのことなどをお話しし、レンタルを視野に入れたご提案をさせていただいた上で、ご検討いただくことになりました。

何よりもお客様が一番「成人」を迎えるまでの期間、そして当日、またその後も「自分の成人式はよかった~」と1番の思い出に残る時間を過ごしていただけることが私たちにとっても幸せなこと。

ご自身が納得される道お選び頂ければ・・・と思っていました。

 

それからしばらくして、再来店いただき、「無地で振袖を作りたい!」とご注文をいただきました。

 

T様にとって、1番の思いは、着物の色。

こんな色の振袖を着たいなあと思いを描いていらっしゃいましたので、迷わず、無地の振袖をオススメさせていただきました。

 

まず最初は、白生地選びから。

 

白生地には下の写真のように、文様が織り出されています。

この文様が色を染めることで浮き上がり、華やかさを演出してくれます。
 

何点か、振袖にふさわしいお柄をご提案させていただき、下記の文様となりました。

 

その後、色を染めていきます。

さて、どんな色をお決めになったのか、次回をお楽しみに!

★次回はこちら
孔雀色の振袖と山吹色の八掛にお誂え|母と娘の振袖物語Vol.2

 

この記事を書いた人

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谷 加奈子

丸や呉服店 代表

東京都出身。 大学卒業後、大手メーカーのSEとして就職。 1995年、東京・大田区西蒲田に店を構える1926年創業の「丸や呉服店」の三代目として 家業に入る。2016年、着物をファッションだけではなく、もっと広い意味で伝えたく、「表に立つ人を輝かせる」という想いを載せて一般社団法人「着物道」を設立。
代々受け継がれてきたノウハウを生かして 「自分に似合う着物がわからない・・・」と いう悩みや「キレイに着るコツ」 など、着物 雑誌「七緒」「きものサロン」を始め、新聞や テレビ・ラジオなど多岐にわたって「着物生活」 の専門家として活躍中。