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創業95年 復刻 谷博義御召コレクション

創業95年 復刻・谷博義 御召コレクション
~展示・販売会~

丸や呉服店の谷加奈子です。
いつもご利用をいただきまして、ありがとうございます。

11月13日(金)~15日(日)、自由が丘の大塚文庫で「創業95年 復刻・谷博義御召コレクション」の展示販売会を開催します。
貴重な手織御召を含む25点の復刻御召をはじめ、魅力あふれる御召の数々と、帯屋捨松の帯などをご用意してお待ち申し上げます。


日時:11月13日(金)~15日(日)11:00~18:00

会場:大塚文庫/東京都目黒区自由が丘3-6-25 TEL: 03-3718-4411
http://www2.odn.ne.jp/intermedia/
入場無料
※13日(金)11時~16時 1階茶室にてお抹茶をお楽しみください。

<復刻御召とは>
丸や呉服店は、私の祖父・谷博義を初代店主として大正15年に創業しました。
祖父が「日本の絹織物を後世に残す」として、昭和28年から蒐集していた“御召”のコレクション帖には1700点に及ぶ裂布が資料として残されています。


その中には、御召の三大産地として知られた西陣・桐生・十日町の御召、高度な技術をつぎこんで作られた今では製造の難しい御召など、コレクション帖がなければ失われてしまっていた御召が眠っています。


戦前までは、振袖など晴れのきものと言えば御召でした。

強い捻(より)をかけた縦糸を織り上げることで、絞(しぼ)が生まれる織物です。
写真のような柄も織りで表現している、大変に手のかかる織物でした。


<今回の展示販売会>
丸や呉服店では、今回で5回目となる復刻御召の展示販売会に向けて、コレクションから20点を復刻しました。

製造を担当しているのは、京都で御召を伝え続けている老舗の染織物製造卸・矢代仁です。
この度の展示販売会は、矢代仁の創業300年を記念した手織の復刻御召など5点を加えて、共同開催となります。


貴重な手織御召を矢代仁とともに手掛けたのは帯屋捨松。
私が矢代仁と帯屋捨松とのご縁を結び、祖父・博義の意志を共に受け継いでいただいています。

復刻御召以外にも、魅力あふれる御召の数々、帯屋捨松の帯などをご用意してお待ち申し上げます。

<会場について>
会場は、自由が丘の大塚文庫です。

国立能楽堂などで知られる、和の建築の第一人者・大江宏先生による設計と風情をお楽しみください。
初日13日(金)の11時j~16時は、1階の茶室にて、一服差し上げたいと思います。

ぜひ、お誘い合わせて、お出かけください。

主催:丸や呉服店 株式会社矢代仁
協力:帯屋捨松 服部綴工房 京絞り寺田 染めの高孝 茶道裏千家百華の会
 

この記事を書いた人

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谷 加奈子

丸や呉服店 代表

東京都出身。 大学卒業後、大手メーカーのSEとして就職。 1995年、東京・大田区西蒲田に店を構える1926年創業の「丸や呉服店」の三代目として 家業に入る。2016年、着物をファッションだけではなく、もっと広い意味で伝えたく、「表に立つ人を輝かせる」という想いを載せて一般社団法人「着物道」を設立。
代々受け継がれてきたノウハウを生かして 「自分に似合う着物がわからない・・・」と いう悩みや「キレイに着るコツ」 など、着物 雑誌「七緒」「きものサロン」を始め、新聞や テレビ・ラジオなど多岐にわたって「着物生活」 の専門家として活躍中。