七五三の準備に必要なもの

七五三の準備はお済みですか?

9月も後半に入りました。

七五三まで、あと2ヶ月弱となりました。

今年、七五三を迎えるおかあさま、準備はもう整っていらっしゃいますか?

最近は、レンタルではなく、お母様やおばあさまがお召しになった七五三の着物をお直しになるかたも増えております。

お直しには時間がかかりますので、9月中にご相談されることをオススメします。

★三歳のお祝い着

 お子様がお生まれになったときに初着を揃えていらっしゃれば、初着を三歳に直してお召しいただけます。

お直しは、下着を襦袢として半襟付け・着物と襦袢の肩上げ・腰上げ、袖の丸みとなります。

それ以外に揃えるものは、下着類・紐類・兵児帯・被布・髪飾り・足袋・草履&バッグ となります。

 

★五歳のお祝い着

男の子のお子様は、初着を直して着ることはなく全てを揃えることになります。
お父様のお着物をお召しの場合には、羽織られ、寸法を確認してください。

着物・羽織・袴・長襦袢・肌着・羽織紐・角帯・足袋・草履(雪駄)・ 懐剣 ・白扇・お守り

★七歳のお祝い着

おばあさまやおかあさまのお着物をお召しの場合には、身長に合わせて、肩上げをします。

着物・長襦袢・袋帯・帯揚げ・帯締め・肌着類・志古貴(しごき)・伊達締め・腰紐・帯板・帯枕・足袋・草履・箱迫・びらん・扇子・髪飾り・バッグ
 

肩上げや腰上げには日数がかかりますので、9月中にご相談下さいね。

この記事を書いた人

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谷 加奈子

丸や呉服店 代表

東京都出身。 大学卒業後、大手メーカーのSEとして就職。 1995年、東京・大田区西蒲田に店を構える1926年創業の「丸や呉服店」の三代目として 家業に入る。2016年、着物をファッションだけではなく、もっと広い意味で伝えたく、「表に立つ人を輝かせる」という想いを載せて一般社団法人「着物道」を設立。
代々受け継がれてきたノウハウを生かして 「自分に似合う着物がわからない・・・」と いう悩みや「キレイに着るコツ」 など、着物 雑誌「七緒」「きものサロン」を始め、新聞や テレビ・ラジオなど多岐にわたって「着物生活」 の専門家として活躍中。