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新元号「令和」の由来から・・・

梅のほのかな色

日本全国、いやいや世界が注目していた元号が発表されました!

「令和」の由来は、万葉集巻5、梅花32集あわせて序文。

梅花32集を詠むにあたり、初めに書き添えたものです。

「初春の令月にして、氣淑く風和ぎ 梅は鏡前(きょうぜん)の粉を披(ひら)き 蘭は珮後(はいご)の香を薫す」

「令月」は、陰暦2月の異称。
「何事を始めるにも良い月」「めでたい月」という意味があります。

万葉集には梅を歌った歌が百二十首も載せられていて、一番多いのだそうです。
万葉の人々が梅を愛していたのは、 春の訪れを真っ先に知らせる花であり、漂い来る香 りだったかもしれませんね。

今日ご紹介する帯は、薄梅色の織り名古屋帯です。

万葉の時代に生まれた「華文」。

価格など詳細はお気軽にお問い合わせください 。

 

 


 

この記事を書いた人

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谷 加奈子

丸や呉服店 代表

東京都出身。 大学卒業後、大手メーカーのSEとして就職。 1995年、東京・大田区西蒲田に店を構える1926年創業の「丸や呉服店」の三代目として 家業に入る。2016年、着物をファッションだけではなく、もっと広い意味で伝えたく、「表に立つ人を輝かせる」という想いを載せて一般社団法人「着物道」を設立。
代々受け継がれてきたノウハウを生かして 「自分に似合う着物がわからない・・・」と いう悩みや「キレイに着るコツ」 など、着物 雑誌「七緒」「きものサロン」を始め、新聞や テレビ・ラジオなど多岐にわたって「着物生活」 の専門家として活躍中。