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【浅見の長襦袢】単衣から夏に向けて

夏でもサラッと着心地満点!

暖かくなってきました。

朝晩は寒くても、日差しは確実に春から夏に向かっています。

三寒四温とよく申しますが、この時期、本当に日々の気温の変化が大きく、気が付くと初夏を迎えている・・・そんな話を、4月後半からよく耳にします。

着物は、洋服と違って、いきなり夏仕様にはできないので、見えない部分で調整するようにします。

 

着物で見えない部分といえば、肌着・裾よけ・長襦袢。

肌着や裾よけを夏仕様に変え、長襦袢も夏物にしていきます。

私の場合は、1年中「あしべ」を着用し、裾よけを冬仕様⇒夏仕様⇒ステテコと変えています。

長襦袢の衿は塩瀬ですが、実際は、夏物・・・

これで、袖の部分を含め全体的にかなり軽やかになり、体が軽くなったような気持ちになり、暑さが違ってきます。

浅見の長襦袢の良いところは、肌にべたつくことがなく、サラッと着られること。
暑いことが苦手なかたや、汗をかく方は、1年間、こちらの襦袢で過ごすといいます。

私もお茶のお稽古では、絽の着物で過ごすことも多いので、欠かせずにおります。

暑さでお悩みの方にはオススメです。


価格など詳細はお気軽にお問い合わせください 。

 

 

この記事を書いた人

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谷 加奈子

丸や呉服店 代表

東京都出身。 大学卒業後、大手メーカーのSEとして就職。 1995年、東京・大田区西蒲田に店を構える1926年創業の「丸や呉服店」の三代目として 家業に入る。2016年、着物をファッションだけではなく、もっと広い意味で伝えたく、「表に立つ人を輝かせる」という想いを載せて一般社団法人「着物道」を設立。
代々受け継がれてきたノウハウを生かして 「自分に似合う着物がわからない・・・」と いう悩みや「キレイに着るコツ」 など、着物 雑誌「七緒」「きものサロン」を始め、新聞や テレビ・ラジオなど多岐にわたって「着物生活」 の専門家として活躍中。