• トップ
  • 読みもの
  • 季節の新作紹介帯の仕立て
  • 【京絞りの付下げと野口の染め帯】冬を華やかに!

【京絞りの付下げと野口の染め帯】冬を華やかに!

真冬にも合う水色の着物

個性的な水色の京絞り。

この付け下げは、京絞り寺田の作品です。

ここ十数年、着物よりも帯に個性を持たせていることが多かったのですが、着物を愛する人が増えてきたことで、変化が出始めた今日このごろ。

着物の色ももっともっと自由に表現できるようになっています。

今回ご紹介する付け下げは、黄色味のある水色。
日本名を探してみましたが、あてはまる色がない・・・ほど、微妙な色合いです。

合わせた帯は、野口の染め帯。

「法王衣文」の名づけられた染め帯は、金で文様を付けています。

袷の時期ならば、どんな時でもお召しいただける着物と帯です。

 

この記事を書いた人

  • facebook
  • twitter
  • instagram

谷 加奈子

丸や呉服店 代表

東京都出身。 大学卒業後、大手メーカーのSEとして就職。 1995年、東京・大田区西蒲田に店を構える1926年創業の「丸や呉服店」の三代目として 家業に入る。2016年、着物をファッションだけではなく、もっと広い意味で伝えたく、「表に立つ人を輝かせる」という想いを載せて一般社団法人「着物道」を設立。
代々受け継がれてきたノウハウを生かして 「自分に似合う着物がわからない・・・」と いう悩みや「キレイに着るコツ」 など、着物 雑誌「七緒」「きものサロン」を始め、新聞や テレビ・ラジオなど多岐にわたって「着物生活」 の専門家として活躍中。