寸法表だけではわからない仕立てのこと!

基本的な着物の寸法の測り方

あるとき、お世話になっている仕立てやと寸法について、あれこれとかなり深い話をした中で、一般的にいわれている寸法について、メールやネット上ではわからないことがあったので、改めて、寸法についてまとめてみました。

着物の寸法の測り方については、呉服屋、仕立てやさんによってそれぞれ違いがあるかもしれませんが、基本的には、「身長・胸囲・胴囲・腰囲・裄」を測ります。

 

着心地は抱き幅で決まる?

丸やでは、基本、お客様とお会いして測るため、その方の体型を加味して寸法を決めていきます。

例えば、骨格がしっかりしている、、、

なで肩 or いかり肩、、、
鳩胸、、、
腰周りがしっかりしている、、、など。
 
また、普段着物をお召しのかたであれば、どの位置で腰紐を締めるのか、、、
 
襟の合わせ方は、、、などなど。

 

実は、寸法をお測りするだけでなく、それから先のヒヤリングが、寸法を決める上で重要だったりするのです。
 
また、残念なことに着物寸法には「抱き幅」の記入欄はありませんが、着付けをする上でとても重要なポイントになってきます。

 

※抱き幅とは、女性ならば、身八口( 身頃の脇のあき部分 )止まりからおくみまでの寸法をいいます。

※抱き幅の標準は、前幅ー4分(約2センチ)

 

寸法表になければ伝えられない抱き幅

つまり、寸法表で記載のない部分で着心地の良さが左右されることがあるということなのです。
 
そして、その寸法は、伝えることが難しい部分でもあるのです。

 

昔は、決まった呉服屋があり、そこでしか仕立てなかったので、仕立てにバラつきがなかったのですが、今はもっと自由に買い物をされる方が増えているために、同じ寸法表を持ちながらも着心地が違ったり、着姿が変わったりしてしまうのです。

身長があって、手が長いけれど、細身の方
胸が豊かで、細身の方は、特にご注意下さいね。

 

どれが良くてどれが悪いということではなく、寸法表ではわからない違いがあることを心に留めていただけたら嬉しいです。