2015年7月19日 新報道2001

7月19日(日)に放映された新報道2001にて、西陣から離れた観点でコメントいただきたいとのことで、西陣織の手織りと機械織について、簡単にご説明させていただきました。現在、西陣の手織りには欠かせない杼(ひ)の職人は長谷川淳一さんただ一人になっています。後継者もいないことから、いつかは消えてしまう技術・・・どうにか残せないものか・・・と思うのですが、需要がなければ残すことも難しいのが現状です。これもまた、日本の物づくりの姿なのかもしれませんね。

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谷 加奈子

丸や呉服店 代表

東京都出身。 大学卒業後、大手メーカーのSEとして就職。 1995年、東京・大田区西蒲田に店を構える1926年創業の「丸や呉服店」の三代目として 家業に入る。2016年、着物をファッションだけではなく、もっと広い意味で伝えたく、「表に立つ人を輝かせる」という想いを載せて一般社団法人「着物道」を設立。
代々受け継がれてきたノウハウを生かして 「自分に似合う着物がわからない・・・」と いう悩みや「キレイに着るコツ」 など、着物 雑誌「七緒」「きものサロン」を始め、新聞や テレビ・ラジオなど多岐にわたって「着物生活」 の専門家として活躍中。