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【着付けのお悩みにお答えします】長襦袢の衿が抜けない・・・

衿の抜け具合は繰越で決まる

女性は、衿を抜いて首の後ろにゆとりを持たせるように着物を着ます。

繰越は、女性だけにある寸法で、衿を抜きやすくするためにあり、繰越の寸法は、肩山から衿肩あきまでの長さをいいます。

昔は、繰越5分が一般的だったので、 襦袢に付けた衣紋抜きを無理に引いて繰り越しを多く見せようとすると、どうしても衿がうまく抜けずに衿が詰まってしまいます。

そのため、繰り越しを大きくする方が、衿が抜けやすくなります。

最近は、衿を抜きたいという方が増えているので、その場合には、繰越の調整が必要になります。

また、体格や姿勢によっても衿の抜け具合が変わってくるので、ご相談されることをオススメします。

自分に合った寸法を見つけるには・・・

繰越については、上記の説明でご理解いただけたかと思います。

では、ご自身の理想の衿の抜け具合にするにはどうしたらよいのでしょうか・・・

洋服の寸法も体型とともに変わってくるように、着物の寸法も体型とともに変わってきます。ご自身の寸法に合っていない着物は、どうしても衿が抜けにくかったり、着付けに時間がかかってしまったり・・・と、着ることにとても苦労することが多いです。

例えば、若い頃は細身だったのに、結婚、出産を経て、ぽっちゃり体型になってしまった、年齢とともに猫背気味になってしまったという方は、繰越を少し多めにする。

また、着物を粋に見せたいという方も繰越を少し多めにしたほうが良いです。

ご自身の目指す着姿があったら、ぜひ画像に納め、相談してみて下さい。

この記事を書いた人

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谷 加奈子

丸や呉服店 代表

東京都出身。 大学卒業後、大手メーカーのSEとして就職。 1995年、東京・大田区西蒲田に店を構える1926年創業の「丸や呉服店」の三代目として 家業に入る。2016年、着物をファッションだけではなく、もっと広い意味で伝えたく、「表に立つ人を輝かせる」という想いを載せて一般社団法人「着物道」を設立。
代々受け継がれてきたノウハウを生かして 「自分に似合う着物がわからない・・・」と いう悩みや「キレイに着るコツ」 など、着物 雑誌「七緒」「きものサロン」を始め、新聞や テレビ・ラジオなど多岐にわたって「着物生活」 の専門家として活躍中。

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