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たとう紙を開けてびっくり!

女性の着物の裏地は、胴裏と八掛を使っていますが、ひと昔前は、胴裏は羽二重ではなく富士絹を使っていました。

富士絹とは、羽二重に似ている生地ですが、原料が生糸でなく、絹紡糸( くず繭などを精練して紡績した糸 )になります。組織は平織り。
富士絹は、明治時代に富士瓦斯 (がす) 紡績で作り出された生地ということで、名づけられました。。
絹紡糸で織った後に、毛羽(けば)を焼き落とし (ガス焼き)、精錬して、染色して、長襦袢や風呂敷にもなりました。
リーズナブルなお値段だったので、ある時代、胴裏の変わりに使われていました。

仕立たばかりのときは、胴裏の白とは違い、糸特有の黄色みを残すよう玉子色でしたが、長い年月を経て、茶色に変色していることが多く、丸やにお持ちになられる方も富士絹はこのような状態になっている方が多いです。

解決策は???

丸やでは、茶褐色になった裏は、新しい胴裏に替え、仕立替えることをオススメしています。

茶褐色になった状態でも着物を着ることはできますが、新しい胴裏に取り替えるだけでなく、着物も洗うので、サッパリとし、とても気持ち良く、新しい着物を着るようなワクワク感があります。

着物は身に纏うもの。

「きれいを保つ」って白さの魅力ですよね!

着物を着る時、着物をハンガーにかけた時、胴裏が真っ白だとやはり嬉しい。

いただきものでなく、自分の着物になった瞬間を味わっていただけたら嬉しいです。

 

この記事を書いた人

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谷 加奈子

丸や呉服店 代表

東京都出身。 大学卒業後、大手メーカーのSEとして就職。 1995年、東京・大田区西蒲田に店を構える1926年創業の「丸や呉服店」の三代目として 家業に入る。2016年、着物をファッションだけではなく、もっと広い意味で伝えたく、「表に立つ人を輝かせる」という想いを載せて一般社団法人「着物道」を設立。
代々受け継がれてきたノウハウを生かして 「自分に似合う着物がわからない・・・」と いう悩みや「キレイに着るコツ」 など、着物 雑誌「七緒」「きものサロン」を始め、新聞や テレビ・ラジオなど多岐にわたって「着物生活」 の専門家として活躍中。

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創業大正15年。着物を知り尽くした職人を抱えている丸やだからできるシミ抜きの技。他店よりもリーズナブルで、より丁寧に着物クリーニングさせていただきます。着物のシミにお困りのときはぜひご相談下さい。
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