日本古来の行事や文化、伝統、風物など 日常の中にそこはかとなく感じる「和の心」を |
QRコードから簡単アクセス対応機種をお持ちの方は バードコードを読み取るだけで簡単にアクセスできます
|
|
---------------------------------------------------------------------- ◇◆◇[生け花]◇◆◇ 新しい年を迎え、それぞれのお正月を味わっていることと存じますが・・・ 新年の飾りに・・・花は添えられていますか? ---------------------------------------------------------------------- 年齢とともに、お正月があっという間に訪れる今日このごろ。 毎年のことながら、例年通りを繰り返すことは、年神様を祀るため? 今回は、花を活ける楽しみを伝えて・・・「生け花」をお届けします。 「生け花」の始まりは、西暦 538年、飛鳥時代。仏教伝来とともに仏様に供える 花(供花)が盛んになりました。奈良時代になると器に挿した花を鑑賞するよう になっていきます。 そして平安時代、唐の文化から国風文化へと関心が向けられるようになり、法要 儀式の勤め方にも新たな風が起こります。そして仏花の活け方にも変化が・・・。 仏像の三尊形式( 中央の仏(中尊)と左右の脇侍 (きょうじ) の菩薩 (ぼさつ) の三 体のこと) と同じように直立する 1本の花を中心に、両脇に小さい2本の花は配 される型で花が活けられるようになります。 時代は進んで、室町時代初期、 鑑賞用の「生け花」は益々盛んとなります。その 理由が書院造りの出現です。床が作られ、 仏前に供える華瓶 (けびょう)、燭台、 香炉の 3点セット、三具足(さんぐそく)が主流となったのです。そして、仏像 や仏画の礼拝を行わない禅宗が仏教の主流となった背景も大きく影響しているの です。また、足利将軍は、器を競い合う遊びを好み(花瓶合)、そこに挿し花が加 わったことも、鑑賞用の「生け花」が育つ要因であったのです。 室町時代中期になると、花瓶合が展覧会形式をとるようになり、それによって花 の立て方の工夫も必要となっていきます。こうして生まれたのが、「立花(たてば な)」という様式。草花の扱いに慣れている僧侶の中から専門的に花を立てる技術 を持つものが表れたのです。この人が京都六角堂に依拠した池坊専慶、今の池坊家の始まりです。 室町時代には、「立て花」が確立され、「真(しん)・行(ぎょう)・草(そう)」と いう活ける場面によって花の活け方に変化を付けるようになりました。千利休の 存在も大きかったのかもしれません。鑑賞用だけではなく、「生け花」の世界に禅 という精神面も求められていたようです。そして「茶花」として、自然のままに 活けるように・・・。 また、池坊家によって、「立華(りっか)」という形式が新たに生まれます。「立華」 とは、 江戸前期に 2世池坊専好 (いけのぼうせんこう) が大成した最初の生け花様 式のこと。真とよばれる役枝を中央に立て、それに副 (そえ) ・請 (うけ) などとよ ばれる七つの役枝(七つ道具という。のちに九つ道具となる)をあしらって全体 として自然の様相をかたどった形式をいいます。 しかし、元禄時代になると、「立華」は遊戯的で技巧主義となり、豪華で手間のか かるものへと変わってしまい、人々から離れていったのです。そう、皆が求めて いたのは、簡便な「生け花」。花の自然美を求めていった人々は、「茶花」のよう に自然に活ける「生花(しょうか)」が主流となっていったのです。「生花」は、 平たい器と花材を刺す針が付いた剣山(けんざん)を使って活ける技法のこと。 今でも伝えられていますね。 やがて、明治時代になると形式も「盛花(もりばな): 生け花で、水盤や平かごな どの、丈の低い口の広い花器に盛るようにして活ける活け方」や自由花が加わり、 女学校でも教えるようになり、花嫁修業の一環となっていったのです。それと同 時に教室も増えていったとのこと。「生け花」が職業として成り立つ時代になった のです。 現在、昔ながらの「生け花」から「フラワーアレンジメント」など、色々と「生 け花」を楽しめる時代になっています。決して豪華な花でなくても「生け花」は 楽しめます。もし、道ばたで小さな花をみつけたら、そっとコップに挿してあげ てみてください。ゆっくり花を眺めるのも、楽しい「生け花」。楽しみ方は色々で す。花を楽しむ心のゆとり・・・今年も持っていたいですね! ◇◆◇ [生け花]といえば何を思い出しますか ◇◆◇ 「生け花」といえば、小学校・高学年のとき、何を思ったか、部活に「生け花」 を選んだ私・・・今思い返してみると・・・とても不思議なのですが・・・ (なぜなら、動くことが好きだったので、スポーツを選んでないなんてという訳) 「生け花」は、もちろん初めての経験。花器・剣山・はさみ・・・などを母に揃 えてもらい、花器だけは学校に置いておいたと記憶しています。流派は「草月流」。 といっても、全くわかっていなかったのですが、花を活け、先生からOKをもら うと、バラして持ち帰り、家で改めて活ける・・・その繰り返しでした。家には、 別の花器を母と選び・・・玄関に飾り・・・母に褒めてもらって、大満足の私。 だから、得意げになってお正月にも飾っていたのです。確か、お正月の飾りは、 松が中心だったと思います。今から、うん十年前の話ですが、小学校の時期に基 本を学んだからでしょうか・・・今でも花を活けることは大好きですし、きっと 季節を表現できた最初の習い事だったと思います。 お流儀によって花の活け方も違っていますが、季節を感じながら、その花を最大 限に美しく魅せることには変わりはありません。季節を飾る・・・日本の花の美 しさを知る良い機会でもありますね。まだ、未経験の方、「生け花」でみんなを驚 かせてみてはいかがですか?花を見たらきっと笑顔が自然とでてくることでしょ う。さて・・・今の季節は・・・もちろん・・・ですよね〜。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
Copyright(c)2004-7 着物専門店「丸や呉服店」
All Right Reserved
|
|