着物専門店「丸や呉服店」着物専門店「丸や呉服店」

12月1日(月)〜6日(土) 栗山工房・紬展

 

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◇◆◇[どんぐり]◇◆◇

 小さい頃によく拾った「どんぐり」

 「どんぐり」で遊んだのは・・・いつまでだったかしら・・・

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幼稚園の遠足、小学校の遠足・・・秋の遠足の楽しみ「どんぐり拾い」。

お父さんが作ってくれた「どんぐり」のおもちゃ・・・嬉しかったなあ〜

今回は、ちょっと思い出してみて、「どんぐり」をお届けします。

 小さい頃、遠足に行くと・・・近くの公園で・・・「どんぐり」の歌を歌いなが

ら、拾っていませんでしたか?私の思い出の中には、いつも歌があったように思

います。普段、何気ない遊びの中で覚えた歌。遊びながら覚えた歌は、今でも忘

れていません。歌を歌えば思い出す・・・そのひとつが「どんぐり」です。

 どんぐりの歌  →  http://www.kimono-maruya.com/mv/?91

「どんぐり」を漢字で書くと、「団栗」。

狭い意味では橡(くぬぎ)の実を「どんぐり」と呼びますが、樫(かし)、柏(か

しわ)、楢(なら)、椎(しい)などの木の実を「どんぐり」と総称しています。

どんぐりの画像 →  http://www.kimono-maruya.com/mv/?92

よく見かける形はどれでしたか?ちなみに、私は、椎でした・・・「どんぐり」と

いっても、色々な形があるのもですね。

さて、この「どんぐり」・・・歴史をたどってみると、なんと時代は縄文時代。1

万3千年以上前のことなのです。縄文人は、山では猟、川では漁、そして森では

キノコを採って自然とともに暮らしていました。もちろん、食料の中には「どん

ぐり」もあったのです。縄文人にとって木の実「どんぐり」は、ご飯のようなも

の。主食としていたことが判っています。

(その発見は、昭和50年代のこと・・・なんと多摩ニュータウンを開発する際

に縄文時代の住居跡が見つかったのです。現在は、東京都埋蔵文化センターにて

縄文人の暮らしを見ることができます。)

東京都埋蔵文化センター  →  http://www.kimono-maruya.com/mv/?93

う〜ん、「どんぐり」が主食か〜・・・なんか想像がつかないですよね〜。

でも「栗」は食べられるのだから〜・・・???

ということで、「どんぐり」の食べ方講座!

実は、「どんぐり」は、縄文時代から変わらず「アク」の強い食べ物でした。つま

り、そのままでは食べられないものだったのです。そのため、昔は土器を利用し

てじっくり煮込んだり、水でさらすことによって「アク」を抜いて食べていたの

です。でも段々と、「アク」を抜くのが面倒になり、食べられなくなったというわ

けなのです。

しかし、今でも「どんぐり」を食している人たちがいます。最初にご紹介したよ

うに「どんぐり」にも色々な種類があり、「アク抜き」をしなくても良いものもあ

ります。また、きちんと「アク抜き」をすれば食べられるものもあります。

まず、「アク抜き」が必要ない「どんぐり」は、「椎の実」・・・マテバシィ。全く

渋みがなく、甘いご飯の味がするそうです。

そして、渋みのある「どんぐり」は・・渋みの元「タンニン」を取り除かなくて

はなりません。これは、栗にもあるように渋皮を取っただけでは無くなりません

が、水につけることによって渋みを取ることができます。そう、まずは「水につ

ける」ことから始めます。

縄文時代は、「どんぐり」を石でたたいてつぶしてから水にさらしていたようです

が・・・。

今は、もっと丁寧に処理します。

•  水につけて完全に沈むもののみを選ぶ。(浮くものは虫に食べられているのです)

•  次に乾燥させます。

•  「どんぐり」を割って、殻を取ります。

•  そして渋皮を取ります。

•  ミキサーや、すり鉢を使って粉にします。

•  水を入れてかき混ぜ、放置。黒っぽい上澄みがでてくるので、それを捨てます。

•  この処理を10回近く続けます。

黒っぽい上澄みが無くなれば、渋みが取れています。

こうしてできた「どんぐりの粉体」は、クッキーにしたり、パンにしたりして食

べることができます。

秋だけしか味わえない・・・「どんぐり」。食してみる価値ありかもしれません・・・

私も拾いに出掛けましょうか・・・「池上本門寺」に!

◇◆◇ [どんぐり]といえば何を思い出しますか ◇◆◇

「どんぐり」といえば、先程も登場しました「池上本門寺」。小学校の頃、毎朝、

父と一緒に子供たちが散歩した所を思い出します。

秋になると、銀杏や「どんぐり」が落ち葉に混じって見え隠れしていました。よ

く、妹と一緒になって「どんぐり」を拾って、部屋に飾っていたことを覚えてい

ます。「どんぐり」にもツヤの良いものと良くないものがあって、布でキレイに磨

いたりしていました。

最近では、そんな遊び・・・していないのかしら・・・???

ところで、「どんぐり」は、よく虫に食べられたりしていますね。拾った「どんぐ

り」を見ると、小さい穴が開いています。これが虫の穴。まだ、小さく青い実の

時に卵をひとつ産みつける虫。孵化した幼虫は、「どんぐり」の実を食べながら成

長し、秋に実が茶色になって地面に落ちると、穴を開けてでてきます。

「どんぐり」は、虫の餌にも、またリスやイノシシの餌にもなります。実を虫に

食べられても、芽が出ることもあるそうです。生命力があるのですね。だからか

しら、里山作りにも一役かっています。森を守るため、土砂崩れを防ぐため、九

州では、「どんぐりの苗を植える」運動が行われています。ただ、実を拾えるよう

になるまでには、50年もかかるそうですが・・・。

50年とは、気の遠くなる話ですが、根をしっかり張る「どんぐり」は山にとっ

て重要なこと。地道な活動が、大切なのです。

あまり考えたことのなかった「どんぐりのこと」。食料に、自然を守るために大切

な役割をしていたのですね。いつか、「どんぐり」の知識が役立つ時がきたり・・・

なんてことがないといいのですが・・・

 

 

 

 

 

   

   

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