日本古来の行事や文化、伝統、風物など 日常の中にそこはかとなく感じる「和の心」を |
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---------------------------------------------------------------------- ◇◆◇[舞妓No.1]◇◆◇ 京都といえば、古都のイメージにぴったりの「舞妓」 その美しい姿に、魅了された人は世界にどれくらいいるのでしょうか。 ---------------------------------------------------------------------- 美しい日本女性「舞妓」には、女性の私でもうっとりするほどの魅力がいっぱい。 でも、その美しさの中には厳し修行が・・・。 今回は、いつまでもこの伝統が続いてほしい「舞妓」をお届けします。 京都の「舞妓」の始まりは、今から約 300年前。江戸時代からのこと。北野天満 宮や八坂神社の門前街にあった水茶屋で参拝客にお茶や団子を振る舞う「茶汲女」 や「茶点女」が始まりといわれています。時代劇をみていると、そんな光景を目 にしますね。 最初は、お茶やお団子を振る舞っていた「茶汲女」や「茶点女」は、やがて、「お 茶」が「お酒」に変わり、歌を聞かせたり、舞を見せるようになり、人が集まる ようになったとか。これが、現在の「芸妓」です。 人々が集まるようになると、やがて茶屋同士の競争が始まり、少女にかわいい着 物を着せ、舞を踊らせるようになったのです。これが「舞妓」の始まりです。 この「舞妓」、呼び名の歴史は浅く、意外や意外、大正時代からのことなのです。 そして、この「舞妓」は京都の花街だけの呼び名。関東では「舞妓」のことを「半 玉」、「芸妓」のことを「芸者」と呼ぶとのことです。確かに「舞妓」は京都だけ・・・ となんとなく判っていましたが、「芸妓」は知りませんでした。 ここで、「舞妓」と「芸妓」の違いをご説明します。 基本的に「舞妓」は芸の修練期間が浅いため「立方(たちがた)」、「芸妓」は「地 方(じがた)」を担当します。「立方」とは、舞を舞う方、「地方」とは歌を歌った り、三味線を弾いたりする方をさします。 「舞妓」は、「芸妓」になる前の修練期間(5〜6年)。この期間に、一通りの舞 や三味線、お囃子などを勉強します。現在は労働基準法や児童福祉法があるため、 「舞妓」になることができるのは 15歳以上です。ですから、「芸妓」になるため の修練期間を考えると、だいたい 20歳くらいに「舞妓」から「芸妓」に変わるよ うです。「舞妓」から「芸妓」に変わるときには「衿かえ」といって、着物の下に 着る「長襦袢」の衿の色が赤系から白色に変わります。もちろん、それ以外にも 変わるところはいっぱいありますが・・・それは次回のお楽しみとして・・・。 「芸妓」までの道のりをご紹介します。 まず、「舞妓」になる為には、全員「お茶屋」または「置き屋」と呼ばれる館に住 み込み、半年〜 1年間「仕込みさん」と呼ばれる見習い期間を過ごします。この期 間に芸事の稽古、京言葉や行儀作法など基本的な事を学びます。 ある程度、芸事や作法が身に付くと、今後引いて(指導)くれるお姉さんが決ま り、「見習いさん」として御年産と一緒にお座敷に出るようになります。この時期にお座敷での作法や、お客様の接待の仕方などを学ぶのです。 その後「店出し」というお披露目をして正式に「舞妓さん」としてデビューする のです。ここでも、「見習いさん」と「舞妓さん」では、帯の結び方、髪型、そし て簪(かんざし)までも違います。 晴れて「舞妓さん」になると、今度は他の「舞妓さん」と一緒に舞や三味線、お 囃子などの勉強をします。 「舞妓さん」の一日は、とてもハード。 朝のお稽古は、習う芸事によって違いますが、 9時からお昼どきまで。夜の遅い仕 事なのですが、お稽古ごとがあるために朝の起床も決まってきます。 お稽古が終わりお昼ごはん。一番ゆっくりできる時間です。 午後は、休息時間。お稽古の復習など、思い思いに過ごします。日が傾きかけた ころからお座敷の準備となります。 そしてお座敷へ。お座敷は 1日1件ということはなく、多いときには5件くらい。 仕事は、お茶屋さんに限らず、ホテルのパーティーなどにも出張するそうです。 この手練期間を経て、晴れて「芸妓」となれるわけです。昔は、特定の旦那さん が付いて・・・という風習もありましたが、今は時期を見て・・・とのこと。こ れも時代の流れですね。 「舞妓さん」に纏わる話は、まだまだ尽きませんが、今週はここまで。次回は、「花 街のしきたり」についてご紹介したいと思います。 お楽しみに! ◇◆◇ [舞妓]といえば何を思い出しますか ◇◆◇ 「舞妓」といえば、修学旅行を思い出しませんか? 私の時代は・・・というか私の学校が・・・なのかもしれませんが、修学旅行は 中・高ともに、京都。小さい頃からあこがれの「舞妓さん」に会えるかもしれな い・・・とワクワクしながらの旅行でしたが、とうとう 1回も会うことができな かった・・・という私にとっては悔しい思い出です。 今考えてみれば、新京極を歩いていて、「舞妓さん」に会うはずもなく・・・まぬ けな話なのですが・・・(その頃はそんな情報もなく・・・) でも、母の時代には、お座敷に「舞妓さん」が来て踊ってくれたとか・・・そん な昔は、修学旅行も豪勢だったのかしら〜と、うらやましく思う私です。 そして、今、やはりテレビではよく見かける「舞妓さん」ですが、一度も実際に 会うこともできず・・・一度は、「舞妓さん」のお座敷に行ってみたいな〜と思っ ております。 最近では、時代のニーズに応えるべく、解放されつつあるお茶屋さんの世界。時 代を反映してか、インターネットでも紹介されているので、ご興味のある方はの ぞいてみてくださいね。
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