着物専門店「丸や呉服店」着物専門店「丸や呉服店」

12月1日(月)〜6日(土) 栗山工房・紬展

 

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◇◆◇[そうめん]◇◆◇

麺にも色々あるけれど、夏にはやはり「そうめん」

 「流し冷や麦」はないけれど「流しそうめん」は有名ですものね!

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夏といえば、「流しそうめん」・・・考えただけでも涼しげですよね〜

簡単ですぐできて、それでいて、おいしい・・・一人暮らしにも有り難い食べ物。

今回は、意外と知らない真実、「そうめん」をお届けします。

 みなさ〜ん、「そうめん」は、なにからできているか知っていますか〜。

「小麦粉に決まっているじゃないですか〜」

「すみません、失礼いたしました。では、うどんも冷や麦も小麦粉でできている

のに何で違う名前なのですか〜」

「麺の太さです!」

なんて、胸張って答えた人・・・いませんか?

「そうめん」の歴史は、奈良時代の頃から始まったといわれています。いつもの

ことながら中国から伝えられました。遣隋使・遣唐使が現在の中国に派遣され、

中国の文化など色々な事・物を日本に伝えたころです。そのひとつに麺の製法が

あったというわけです。でも、「そうめん」に直結していたわけではありません。

奈良時代、唐から輸入されたお菓子餅(唐菓子) 14種類の中にある索餅(さくべ

い)、 こん飩、はくたくなどがありました。この中で索餅は、小麦粉と餅米を練り、

縄のような形にねじった食べ物で、麺に近いものであったといわれています。こ

のお菓子は、お客様をもてなすための高級なお菓子、儀式に供えるお菓子として

使われていたようです。「そうめん」とはほど遠い存在だったのです。また、「索

餅」は、和名を无岐奈波(むぎなわ)といい、形が縄に似ていることから、後に

「麦縄」ともいわれていたとか。中国では、「索」は細い縄、餅(ビン)は、小麦

粉などを練り合わせた食べ物の総称・・・という点からも「索餅」が、麺であっ

たといえるようです。

平安時代、宮中では七夕の儀式に「索餅」が供えられていました。七夕に「索餅」

を食べると病にかからないと考えられていたというのです。このことは、後醍醐

天皇の頃に、儀式や作法などを記した「延喜式(西暦 927 年)に記されています。

実は、七夕の 7 月 7 日は、「そうめん」の日でもあるのです・・・知らなかった〜

時代は、鎌倉時代。

禅僧によって新しい麺の製法がもたらされます。(その方法は二通りあったのです

が・・・これはのちほど)禅僧がもたらせたものは、麺の製法だけではありませ

んでした。

みなさんは、以前「和菓子」についてご紹介した時のことを覚えていますか?鎌

倉時代の食べ物・・・点心。「そうめん」もその点心に深く関わっていたのです。

点心野中の麺類は、食事として食されるようになっていきましたね。

和菓子 → http://www.kimono-maruya.com/mv/?66

室町時代になると、本格的に「そうめん」が作られるようになります。そして、

この頃から、「索麺」や「素麺」の文字が使われ始めます。「そうめん職人」もあ

らわれ、そうめんの形・作り方・料理方法がほとんど形成されたのもこの時代で

す。文献にも登場した時代、でも食されていたのは、寺院や宮中の宴会でのこと。

まだまだ、庶民が気軽に食べられるものではなかったようです。

鶏卵素麺(九州)や鯛素麺など、名残が感じられますね。

江戸時代になると、ようやく、街道の茶屋などで、麺類を食べさせるようになり

ます。時代劇で見る光景もこの時代のことです。

室町時代に、現在の「そうめん」がほぼ完成し、今でも夏になるとその当時のま

まの「そうめん」を食している・・・なんか不思議な気がしますね。昔から人気

のあった食べ物は、時代が変わっても変わらないのですもの。今年もいっぱい「そ

うめん」食べて、夏を元気に過ごしたいですね。

 

◇◆◇ [そうめん]といえば何を思い出しますか ◇◆◇

「そうめん」といえば、私の大好物です!なんといっても「冷や麦」よりも「そ

うめん」・・・なぜか小さい頃から「そうめん派」でした。

麺の太さは、麺好きにとっては論争のひとつではありませんか?

私は、「細麺派」。中華麺もうどんも細麺好きなのです。

余談はさておき、「冷や麦」と「そうめん」、違いは麺の太さ・・・と思っていま

せんか?実は何を隠そう、私は、今の今まで、ず〜っとそう思ってきました。な

んでそんな違いがでたか・・・というと関東と関西の違い?なんて不確かな雑学

を信じておりました。

しかし、「冷や麦」と「そうめん」は根本が違っていたのです・・・

それは、製法。

先ほど、室町時代に禅僧が伝えた麺の製法のお話をしました。製法は 2通り。

ひとつが、挽き臼で惹かれた粒子の細かい小麦粉だけで作る麺。麺には植物油を

塗って伸ばす方法が採られています。

もうひとつは、小麦粉だけの生地を麺棒で薄く延ばしてから細く切ってつくる方

法。

もうおわかりですね。前者が「そうめん」後者が「冷や麦」です。全く違う方法

によって作られた麺。機械で「そうめん」や「冷や麦」が作られるようになって

からは、太さだけで判断されるようになったようですが、今でも「そうめん」を

「手延べそうめん」と称し、昔ながらの製法で作られているものもあります。

じっくりと時間をかけて作られる「手延べそうめん」。道理でおいしいはずです。

暑くなってきたら、「そうめん」。そろそろ食卓にのぼる頃ですよ!今年も美味し

くいただきましょう・・・

 

 

 

   

   

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