| 夏着物&ゆかた祭り 5月7日(木)〜 浴衣は、こちらからもご覧いただけます |
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日本古来の行事や文化、伝統、風物など 日常の中にそこはかとなく感じる「和の心」を |
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---------------------------------------------------------------------- ◇◆◇[簪(かんざし)◇◆◇ 「簪」を付けたのは何歳のころだったでしょう。 花嫁姿にあこがれた・・・小さい頃がなつかしいなあ〜。 ---------------------------------------------------------------------- 女性なら、いつもきれいに着飾っていたい! 時代劇でも、「簪」を選ぶ町娘のシーン、よく見る光景ですよね〜。 今回は、着物だけでなく洋服でも素敵な「簪」をお届けします。 「簪」の歴史は、とても古く、石器時代にさかのぼります。古代神話の時代、 先の尖った1本の細い棒には呪力が宿るものと信じられていました。そこで、髪 に1本の棒をさすことによって、魔を祓うことができると考えられていたのです。 これが、髪串。のちの「簪」の始まりです。そういえば、神話で出てくる人々は、 髪を束ねて、棒を挿していましたね。 「簪」という名も「髪挿し」から由来されているという説。その昔、頭に生花を 挿しいたので「挿頭花(かざし)」から由来するという説があります。 奈良時代になると、中国大陸から色々な文化が入ってくるようになり、特に随 や唐の影響をとても強く受けるようになっていきます。もちろん、服装や飾りも 同じこと。二本足の釵子(さいし)と呼ばれる「簪」が輸入され、唐風の髷の大 きな髪型が流行ったそうです。 釵子 → http://www.kimono-maruya.com/mv/?56 しかし、平安時代にはいると、髪飾りの風習は影を潜めます。女性は、みな自 然の垂髪にし、黒髪そのものに美を求めるようになったのです。髪をまとめるこ とのなくなった時代、「簪」は必要なくなってしまったのです。 この髪型は、安土桃山時代を経て、江戸時代初期まで続きます。身分の高い女 性は垂髪。外出時には衣かずきや小袖かずきで歩き、庶民は塗り笠や頭巾をして 外出。どうも「簪」の出番はないようです。 そんな「簪」も再び歴史に登場する時代が意外な事がきっかけでやってきます。 それは、江戸時代初め、武家諸法度によって浪人が増え、治安が悪化したこと によってでした。江戸幕府は、覆面などの顔を覆うものを禁止することによって、 事件の続発を防ぎ、治安の改善をはかったのです。当然、外出時も素面にならざ るをえなくなり、新しい髪型が出現。「簪」が再び登場したのです。 それでも江戸時代初期は、髪型も単純にまとめ上げただけのもの。ほとんど髪 飾りは使われていませんでした。それが、江戸中期になると、髪型も少しずつ変 化し、「簪」も形を変え、素材を変え、装飾方法も漆・蒔絵・螺鈿・・・と趣向を 凝らすようになったのです。江戸時代に見られる浮世絵でも様々な「簪」を挿し た女性が描かれていますね。 さて、ではここで江戸時代の「簪」の種類をご紹介しますね。大きく分けて、 耳掻き簪・松葉簪・玉簪・平打簪・花簪があります。 耳掻き簪は、今でも見ることのできる形ですね。簪の先が耳掻きの形になってい る簪です。この形は、古代にもみられているのですが、江戸時代になって改めて 流行ったのです。というのも結髪をすると、頭皮がかゆくても、なかなか掻くこ とができませんね。そこで簪の先を耳掻きの形にして、かゆいときには使うよう にしたのです。これはなかなかのアイデアです。 松葉簪は、散り松葉に似ていることから呼び名がつきました。浮世絵などで多く みられる形です。 玉簪は、耳掻き簪に玉を一つ付けたもの。今でも多く使われている形です。玉の 素材によって色々な組み合わせが楽しめる簪ですね。 平打簪は、形が薄く平らな銀製が主流。円形・亀甲形・菱形・花形などの枠の中 に透かし彫りや毛彫りで定紋や花文などを表したものです。定紋は、武家の婦人 が身につけておりましたが、芸者などは、好きな紋を付けたりしていたそうです。 花簪は、簪の中でも一番華やかなもの。簪の語源となった「挿頭花(かざし)」に みられるようにとても歴史の古い形です。今では、七五三や舞妓さん姿で見るこ とができますね。京都では季節によって付ける細工が決まっているとのこと。簪 で季節を表しているなんて、オシャレですね。日本人の季節に対するこだわりを 感じます。 髪型の変化とともに育っていった「簪」。今では、浴衣のブームとともに玉簪は注 目を集め始め、洋服の時にも付けることができるようになりました。 いつの時代も、女性はおしゃれを楽しむもの。この夏は、新たに「簪」に挑戦し てみてはいかがでしょうか・・・時にはアップもステキですよ! ご参考までに 正月 →稲穂 1月→寒菊に松・鶴 2月→梅 3月→菜の花 4月→桜 5月→藤 6月→柳と撫子 7月→団扇 8月→薄 9月→桔梗 10月→菊 11月→紅葉 12 月 →まねき
◇◆◇ [簪]といえば何を思い出しますか ◇◆◇ 「簪」といえば、普段着物を着ているので、髪型はいつもアップ。とても不器 用なので、あまりうまくはできないのですが、まさか毎日セットしにいくわけに もいかず、鏡を見ながら夜会巻きにしております。 あこがれは、テレビコマーシャルのように真っ直ぐのキレイな髪を「簪」 1本で束 ね、「簪」を抜いたら、髪がキレイに下りる姿。本当にあんなことできるのかし ら・・・といつも頭をかしげています。 私は・・・といえば、最近、髪がのびてきたためか、「びんづけ」を使わないと、 きれいにまとまらなくなりました。鏡の前で格闘しながら、やっとまとまった髪 型。それでも鏡を見ながら、なんだか淋しい気がして「簪」を探すようになりま した。 街で見かけてはじーっとにらめっこ。ネットでもじーっとにらめっこ。 いざ探すとなると、なかなかないものです。普段ぽく、さりげなく、なんて考え ていると・・・迷ってしまいます。おしゃれもなかなか難しいものですね。 かんざし → http://www.kimono-maruya.com/mv/?58
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