着物専門店「丸や呉服店」着物専門店「丸や呉服店」

12月1日(月)〜6日(土) 栗山工房・紬展

 

きもの丸やのトップへ戻る

日本古来の行事や文化、伝統、風物など 日常の中にそこはかとなく感じる「和の心」を
メールマガジンを通してご紹介しております。 是非、ご愛読ください。
バックナンバーはこちらから

きもの丸やWebShop

きもの丸やWebShop

着物丸やトップページ


丸やオススメ今週の着物と帯
今週の着物と帯


着物丸やの着物周り

着物の知識

着物のお仕立て

着物の着付け

着物のお手入れ

着物リメイク

きもの丸やの紹介

着物リンク集

厳選リンク集

着物ebook

QRコードから簡単アクセス対応機種をお持ちの方は バードコードを読み取るだけで簡単にアクセスできます
※ご利用頂けない機種もございます


管理人のプロフィール
店長

きもの丸やお問い合わせ

 

 

 

 

----------------------------------------------------------------------

◇◆◇[兜(かぶと)]◇◆◇

かつて、戦国の時代、人間の生命を守った「兜」

 その形、その飾りによって、「兜」は何を表していたのでしょうか

----------------------------------------------------------------------

今では、端午の節句でしか見ることのなくなった「兜」。

時代劇で見る武将の姿に男らしさを感じるの私だけでしょうか。

今回は、こんな意味もあったの?「兜」をお届けします。

 「兜」の歴史は、古墳時代から始まります。そう、実はとても古いのです。

形はというと、ヘルメットのようなつるっとした「兜」ではなく、衡角(しょう

かく)が付いた、 矧重ねを打ち留める鋲が表面に見える もの。

奈良や平安時代には、バイキングが被っていたようなイボイボのある「兜」と形

が変わり、上の部分に穴を開け、長い髪をそこから出して、「兜」がぐらつかない

ようにしていたようです。まだ、緒でしっかり留めることはしていなかったとの

こと。戦いも弓矢が中心であったので、弓矢から自分を守ることを中心に考えら

れていました。

平安時代には、身分のある者、武将の装飾として、クワガタのような立物(たて

もの)を前方に付け始めます。日本兜の特徴がこの時代に誕生したのです。

戦国時代には、身を守るために、改良を重ねた「兜」。また、武将としての身分の

高さ、己の強さの強調として「兜」の立物に工夫が凝らされていました。

時代を飾ってきた武将たちの兜をご覧下さい。

兜→  http://www.kimono-maruya.com/mv/?50

どの「兜」も、特徴があり、自己主張の強いものばかりですね。

伊達政宗は「三日月」を表し、上杉謙信は「日月」、源義経は「鍬形」・・・と、

縁起のよいもの、力の源を模しています。

この時代の「兜」は、戦いのための道具であるとともに、儀式や式典の正装とし

ても用いられていたことが伺えます。私たちが神社仏閣で見ることができる「兜」

も戦いの「兜」ではなく、儀式のためのもの。

この正装としての「兜」が、現在の五月人形へと発展していったのです。

身を守るための「兜」は、端午の節句に飾ることによって「男子の災い」を守る

といわれています。

無事に成長してほしいとの願いからのこと。

「兜」の立物の形ひとつにしても、その意味は少しずつ違っています。ご自宅に

ある「兜」には、どんな思いがこめられているのか・・・調べてみるのも楽しい

かもしれませんね。

「兜」も実は、奥が深いもの。今まで気づかなかったことでした・・・

また、行事の楽しみが増えた気がします。「端午の節句」、あなたは、どのように

過ごしますか?

 

◇◆◇ [兜]といえば何を思い出しますか ◇◆◇

 「兜」といえば、この時期は、「端午の節句」のお飾りですね。

我が家でも、すでに弟が飾っております。弟にも祖父の思いが伝わっているので

しょうか。年齢を重ねるごとに、行事のひとつひとつを大切にするようになって

きているようです。

さて、みなさん、ご自宅の「兜」をじっくりご覧になったことがありますか?

五月飾りの鎧兜には、「吉祥柄(きっしょうがら)」と呼ばれる文様や柄が使われ

ていますね。

魔よけの効果もある「吉祥柄」には、それぞれ意味があります。 今回は、復習

の意味をこめてご紹介します。お子さんやお孫さんに、是非、ひと つひとつ、説明してあげてくださいね。

鯉 → 鯉は、縁起のよい出世魚と言われていますね。川だけでなく、池でもどんな

所でも生きることができる、生命力の強い魚。そして、「鯉の滝登り」とし
ても有名ですね。中国の「鯉が黄河の急流を登り、その水脈(登竜門)に達
したとき、龍になる」という故事から生まれた立身出世の例え話です。

鷲・鷹 →いずれも勇ましい姿、天高く飛び立つ姿から、強さ・飛翔をイメージす
る吉祥柄

虎 →勇ましい虎は、本来、五行説では、西を守る守護神の「白虎」。日本の五行
説では、生命の活動の象徴として、男子の健やかな成長を象徴する吉祥柄

龍 →伝説の聖獣。中国では皇帝を意味する最も高貴なもので、霊力があり、
最高 の力を持ったものといわれています。中国では、昔皇帝以外、使ってはいけ
ない柄でした。五行説では、東を守る守護神「青龍」。 ※この「虎」と「龍」は、お
互い強い力で、東と西で睨みを利かせているので、 魔物や悪鬼邪気が入り込め
ないと考えられ、五月の飾りには魔除け柄としてよ く使われています。

唐獅子 →ライオンに似ている唐獅子は、伝説上の霊獣。唐獅子が現れると吉事の
前兆といわれ、男の子に吉を呼び込む柄。 風神・雷神 →家の中に悪鬼や邪気を
入り込ませないように見張っている神様。

鳳凰菱 →鳳凰は伝説の霊鳥。吉事の前兆とされ、向かい合った鳳凰の文様が繰り
返されているので、特にめでたい吉祥柄。 青海波 →寄せ来る波を表す青海波。海は
生命の源といわれ、青海波は、同じ形が 繰り返されるので、吉事が繰り返され、一族
が絶えることなく繁栄する といわれる吉祥柄。

立浪 →強くわき上がる立浪は、男の子を覇気ある人に育てるといわれています。 また、
水は浄めの意味があり、災厄を除け穢れを洗い流す吉祥柄。 山水 →中国の仙人が
住む山を模したもの。この山には、結界が張られ、邪心を持 った者や悪鬼は近づけない
とされ、魔を祓い、災厄を除けるとされる柄。

竹 →中国では、最も高貴な植物。霊力が宿るといわれる竹は、日本では、真っ直 ぐ、
天に向かって伸びることから男の子の成長を願う柄とされている。

菊水 →水辺に咲く菊は、霊力が宿るといわれています。水は穢れを浄めるもの。 邪気
を祓い災厄を除ける柄。

いかがですか?生き物の柄は、男の子はたくましく、真っ直ぐに成長することを 願い、
風景や植物の柄は、災いを祓ってくれる柄であることがわかりますね。 ひとつひとつの
意味を知ることは、親から子への思いを知ることに繋がるような 気がします。どんな形で
伝えるか・・・は、人それぞれでしょうが、端午の節句 もまた、伝える良い機会ではないで
しょうか。 そんなきっかけになっていただけたら、嬉しいですね。

 

 

 

 

 

 

   

   

ページの上へ戻る                                                      着物丸やトップへ戻る

お問合せ 販売法表記 規約 ご注文の流れ リンク集

Copyright(c)2004-7 着物専門店「丸や呉服店」 All Right Reserved