日本古来の行事や文化、伝統、風物など 日常の中にそこはかとなく感じる「和の心」を |
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---------------------------------------------------------------------- ◇◆◇ [春の香り] ◇◆◇ 暖かな日差しに誘われて、ふらっと出掛けたい そんな気分のこの頃。春の香りを楽しみませんか? ---------------------------------------------------------------------- 街がピンク色に染まり、お花見しなければ、損をしてしまうような気分。 気持ちがいい日には、のんびり春を満喫しませんか? 今回は、春だから味わえる「春の香り」をお届けします。 春の香りの先駆けは、梅の花でしたね。 梅が咲き始めると、春の訪れを感じるようになる・・・日本の春の始まりです。 そして、春を待っていたかのように香り始めるのが、「沈丁花(じんちょうげ)」。 この強い香りに誘われるように、一斉に春の花が咲き始めます。 沈丁花 → http://www.kimono-maruya.com/mv/?36 「沈丁花」、春の香りの代表選手ですね。 花よりも香りに気づき、あたりを見回してしまう・・・よくあることです。 この「沈丁花」、原産は中国。 日本には、室町時代に入ってきたと言われています。 花芽は、 12月頃からできているのですが、寒い冬をじーっと耐え、暖かくなると 咲き始めます。(だから、強い香りになるのでしょうか・・・) 日本にある木は、ほとんどが雄株。雌株はほとんどみることができないので、実 をみることも、めったにありません。 赤い丸い実を付けるのですが、これは有毒。くれぐれもご注意下さいね。 さて、みなさん「沈丁花」とは、不思議な名前とは思いませんか? この名前は、日本の名前です。 中国では、瑞香(ロイシャン)、睡香(ジョイシャン)。 中国では、縁起の良い花とされています。 それは、名前の由来にあります。 ある山林の中で眠っていた修行僧が、夢の中で甘い香りがしたので、ふと目を覚 し周りを探してみると、あたり一面に「沈丁花」が咲いていたのでした。 そこで、修行僧はこの花を「睡香」と名付けたことが始まり。 その後、これは「めでたい」前触れ(祥 瑞) だということで、「 瑞香」となったとか。 日本では、香木の沈香(じんこう)のような香りがして、丁子(ちょうじ:クロ ーブ)のような葉の形をしていることから名付けられました。 丁子 → http://www.kimono-maruya.com/mv/?37 沈香は、ジンチョウゲ科の常緑高木で、東南アジアの密林に自生しています。 その木からとった樹脂(ヤニ)のかたまりを沈香。生木または古木を土中に埋め、 腐敗させて製したもので、最優品を伽羅 (きやら)といいます。 「沈丁花は、枯れても香(かぐわ)し」といわれ、花よりも香りを大切にする花 なので、茶花としては禁花とされています。 目で楽しむのではなく、香りで楽しむ。 ついつい、春の色にとらわれてしまい、香りを楽しむことが少ないこの頃。 時には、目を閉じて、ゆっくりと鼻から呼吸してみてください。 あなたが感じる春の香りは、どんな香りですか?
◇◆◇ [春の香り]といえば何を思い出しますか ◇◆◇ 「春の香り」といえば、私は、ハーブの香りを思い出します。 私は、小さいベランダで、ハーブを栽培しています。ミント・レモンバーム・・・ どれも、ハーブティーを飲みたいがためのもの。 このハーブ、足かけ 5年にはなるでしょうか・・・ 少々さぼって水をやり忘れても、冬の寒さに耐えかねて枯れそうになっても、必 ず、春になると芽が出て、葉がしげるのです。 今年も、葉が成長し始めています。 嬉しくなって、ついつい、葉を取り、香りを楽しみます。 鼻から、すーっと入ってくる、なんともいえない香りは「春だな〜」と感じる瞬 間です。 春は、色だけでなく、香りでも楽しめるのですね。 春の空気、緑の香り、花の香り・・・春の楽しみ方は幾つもあります。 本当に寒かった今年の冬、待ち遠しかった春。 やっと訪れた春です。思いいっきり、春を楽しんでくださいね。 「春の香り」に誘われて、公園に散歩、なんていかがですか? 「沈丁花」のように、香りから感じることもきっとあるはずですよ!
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