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◇◆◇[蚕(かいこ)]◇◆◇

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  きれいな絹糸をつくるために生まれてきた、「蚕」。

 5・6000年も前から私たちと共に生きてきた、「蚕」。

  全ての力を繭(まゆ)に注ぎ、一生を終える、「蚕」。

 「蚕」は「飼う子」から生まれた言葉。

  むかし、むかし「蚕」を「お子様」とも呼んでいた。

  子供のようにかわいがり、大切に育てられてきた。

 「蚕」は1300メートルから1500メートルの糸をはく。

「蚕」から「繭」が生まれ、「繭」から糸を紡ぐ。

 糸から生地が織られ、生地から衣服がつくられる。

 私たちが身にまとっているもの全てに命がある。

 衣服、それは大切に育てられてきたものの結晶。

 だからこそ私たちと共に生きてきた「蚕」に、そして大切に育ててきてくれた人たちへ

 の感謝の気持ちを大切にしたい。

 感謝の気持ちは物を大事にする心をもつことから始まるのではないでしょうか。

 物を大事にする心は、きっと私たちに和んだ気持ちを与えてくれると思います。

 

 

◇◆◇  「蚕」といえば何を思い出しますか?  ◇◆◇

 

  「蚕」といえば、小学校の時、授業の1つに「蚕の飼育」をしたことを思い出します。

  「蚕の幼虫」は決して美しいものとはいえず、この幼虫から「繭」が作られていくことが

   とっても不自然のような気がしていました。

  たった1ヶ月という間に一生を終えてしまう、「蚕」。

  その1ヶ月を短いと感じてしまうことは簡単です。

  でも、その1ヶ月は私たちに色々なことを教えてくれたと思います。

  生きるという力強い姿。子孫を残すために命をつくす姿。

  そして命をつくした後に残してくれたもの、「繭」という美しいものです。

  「蚕を飼育」することは一生に一度しかないかもしれません。

  でも、残してくれた「繭」は着る物に形を変えて生きています。

  どんな形をしていても、生きていて必要のないものなどないのです。

   そしてどんなものにも命があり、美しさがあるのです。

◇◆◇  「蚕」についてHPをご紹介  ◇◆◇

 

 絹のことなら、お任せ。ゆっくりと見てください。横浜シルク博物館

  http://www.silkmuseum.or.jp/

 

 蚕の飼い方が掲載されています。

  http://www.zennoh.or.jp/bu/nousan/silk/05/05-3.htm

 

 「繭」と「蚕」の歴史についてのHP。

  http://www.mayuya.co.jp/rekisi.htm

 

 万葉集にも「蚕」を詠んだ歌がありました。

  http://www6.airnet.ne.jp/manyo/main/animal/kaiko.html

 

 蚕糸・織物関連の資料館の一覧です。お近くの資料館はどこ?

  http://ss.nises.affrc.go.jp/pub/silkwave/silkmuseum/index.htm

 

 蚕の飼育日記です。昔を懐かしんでみてはいかが?

  http://www.harapan.co.jp/Mire_room/hanamayu/kaiko_1.htm

 

Web

kimono-maruya.com

 

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