日本古来の行事や文化、伝統、風物など 日常の中にそこはかとなく感じる「和の心」を |
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---------------------------------------------------------------------- ◇◆◇[雪]◇◆◇ 雪が降ると、心がドキドキしませんか? なんだか、ロマンチックなことがありそうで・・・? ---------------------------------------------------------------------- 大寒を過ぎて、「寒い、寒い」と思っていたら、東京にも雪が降ってきましたね。 今回は、寒くても暖かくなる不思議、「雪」をお届けします。 平成 18年、東京の初めての雪は、21日になってから降り始めました。 21日は、センター試験。 センター試験があるときに、雪はよく降ります。 「雪を降らせる雲」ってどんな雲? そんなこと、疑問に思ったことはありませんか? 「雨を降らせる雲」「雪を降らせる雲」って違うの? 雪は、雨が凍ってできたものでしょ? (と思っていたのは、私だけでしょうか・・・) 答えは、No・・・はずれです・・・ 雪がどうして降るか、ご説明しますね。 大気中には、水蒸気が含まれていますね。 水蒸気を含んだ空気は、温度が低くなるほど、水蒸気の量が減っていきます。 それは、水蒸気を含んだ空気を冷やしていくと水蒸気が余って、液体の水に変わ っていくからなんです。 例えば、とてもよく冷えたビールのコップを見てください。 最初は、コップが曇っています。でも、少ししてくると、表面に水滴がついてき ますよね。この水滴こそ、空気が冷やされて、大気中で余ってしまった水蒸気。 大気中では、余った水蒸気が冷やされ、水滴になり、その水滴が集まって、上空 で雲になります。 大気中のこと、順を追って説明します。 雲ができる所には、上昇気流が存在しています。 (上昇気流とは、 地上にある空気が何らかの原因で 上昇 している空気の流れをい います。) 上昇気流ができる原因の一つに、山の斜面に風が当たって空気の塊が上昇するこ とがあげられます。 上昇した空気の塊は、上空に昇っていくと気圧が低くなることによって膨張しま す。飛行機の中で、お菓子の袋が膨張する状態と似ていますね。 そして、膨張することによって温度が下がり、水蒸気が余って雲が発生します。 日本では、雪は日本海側で多く降ります。 それは、シベリアから冷たくて乾いた空気が、北西の季節風にのって、日本海を 流れる対馬暖流の上を進み、熱と水蒸気をもらうことによって、空気の下層から 暖まっていくので、下層の空気が上昇して、大気中で雲が発生。 ちょうど、奥羽山脈を境にして、どんよりと曇りがちな地域と晴れが多い地域に わけられるのです。 さて、ここで本題の「雪」についてご説明しますね。 みなさ〜ん、水は、 0度で凍るって思っていませんか? 実は、水が、 0度で凍るのは、地上でのお話。 上空の雲のお話は、別です。 純粋な水は、 -40度でも凍らないことがあるのです。 0度以下になっても水が凍らないことを「過冷却」といいますね。 そして「水が凍る温度」のことを「氷点(ひょうてん)」といいますが、これは、 1気圧の下で「水と氷が熱平衡」にある温度のことです。 つまり、水と氷が一緒にあって初めて 0度で凍り始めるのです。 だから、水だけでは、 0度になっても必ず凍るわけではないのです。 でも、「過冷却」という状態は、ちょっとしたことで、凍結が起きます。 ちょっとしたこと、というのは、水以外の存在をいいます。 雲の中でいえば、粘土の一種、「カオリン」など。 この水以外の存在が、核となって働き、凍結するのです。 凍結は、瞬間的に起こり、雪の赤ん坊となるのです。 赤ん坊は、雲の中で、水蒸気をどんどん取り込んで大きくなっていきます。 大きくなって空から落ちていったとき、溶けてしまえば「雨」、溶けなければ「雪」。 こうして「雪」は地上に降ってくるのです。 東京では、なかなか見ることのできない雪景色。 空から降ってくる六角形の雪の結晶は、一瞬で消えてしまうけれども、なんとも いえず、美しいものです。 なんて、のんきなことがいえるのは、雪の怖さを知っていないからですね・・・。
◇◆◇ [雪]といえば何を思い出しますか ◇◆◇ 「雪」といえば、「雪合戦」「雪だるま」、そして私の大好きな「かまくら」。 みなさんは、初めて雪を見た時、覚えていますか? 私は、覚えてはいないのですが、まだ、幼稚園に上がるかどうかの頃、「雪」で 遊んでいる私の写真があります。 写真に写っていたのは、私ひとり。 庭で、雪だるまを作っている写真です。 母は、そのときのことをこんな風に語ってくれました。 雪が積もったので、もっと喜ぶかと思ったら、「寒い、寒い」といって、なかなか、 外に出たがらなくて・・・一緒に雪だるまを作って遊んだのよ〜。 そんな時から、寒さは苦手だったようです・・・(笑) そういえば、小学校の頃、雪合戦も苦手だったな〜 でも、「かまくら」は、私にとって特別。 冬になると、テレビで見る雪の風景のひとつ、「かまくら」です。 寒いのに、暖かく感じる、「かまくら」。 あの中で、飲む「甘酒」の味、「お餅」を焼いて食べる楽しさ。 真っ白な雪の中に、柔らかなろうそくの灯がともり、幻想的な夜を作り出してい ます。ろうそくの灯は、暖かさを一層感じさせてくれます。 「かまくら」の中にいると、心が和んでくるというか、身体だけでなく、心も暖 かくなるような気がします。夜の寒さの中に閉ざされた空間が、どこよりも暖か く感じる空間になる。雪国だから味わえることですね。 先日、帰り道に近所のお家の前に作られた小さな「かまくら」を見つけました。 私と同じように、「かまくら」が好きだったのかな〜なんて思いながら、こんな近 くで「かまくら」が見られるなんて、と嬉しくなってしましました。 「かまくら」は、お祭りにもなっています。 伝統の「かまくら」は、秋田県の横手で見ることができます。 ご興味が合ったらのぞいてください。みなさんが暖かく迎えてくれますよ! 横手観光協会 → http://www.kimono-maruya.com/mv/?14 |
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