着物専門店「丸や呉服店」着物専門店「丸や呉服店」

12月1日(月)〜6日(土) 栗山工房・紬展

 

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◇◆◇[書き初め]◇◆◇

今年の初めは、「書き初め」。

 小学生のときだけのこと、なんて思っていませんよね〜。

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あっという間のお正月。

気が付けば、「仕事始め」なんて、淋しすぎます。

今回は、 1年の目標を書いてみませんか、「書き初め」をお届けします。

「書き初め」、なつかしいな〜、なんて思っていませんか。

1月2日は、全ての事初め。

お稽古事もこの日にはじめると、「1年中うまくいく」といわれています。

「書き初め」は、事初めのひとつ。

年が明けて、初めて毛筆で書や絵を書く行事をいいます。

「書き初め」は、「筆初め」ともいわれていますが、もともとは、宮中の行事でし

た。宮中では、「吉書始(きっしょはじめ)」。

昔、宮中では若水(わかみず)を墨で摺って、恵方に向かっておめでたい名歌や

名文を書く習慣があったのです。

宮中での行事が「書き初め」の起源とされています。

若水→元旦のまだ暗い寅の刻に起きて一番に汲んだ水のことをいいます。

古くは、若返りの力があるとされていた水です。

宮中といってもいつの時代だったのか・・・定かではないのです。

そこで、「筆」の歴史から考えてみますね。

「筆」の歴史は古く、中国、秦の時代(紀元前 221年〜207年)、始皇帝(紀元前

221年〜207年)に仕えていた、万里の長城を築いたという蒙恬(もうてん)将軍

が、兎毫(うさぎの毛)・竹菅の筆を作って献上したと伝えられています。

日本に伝わったには、飛鳥時代。

竹簡や木簡、写経などに使われていました。

奈良では、筆も作られるようになっていたようです。

正倉院には、光明皇后が奉納された聖武天皇の宝物が、当時のまま伝えられてい

ますが、その中に大仏開眼のときに使われた天平筆が残っています。

これらの天平筆は、毛の部分はほとんど失われていますが、唐筆ではないかとい

われています。

平安時代の初めには、空海が唐から帰朝して、在唐中に見聞したもっとも進んだ

筆の製法を、大和・今井の筆匠、坂名井清川に伝え作らせ、嵯峨天皇に献上した

ことが、京都醍醐寺に残る「奉献表」に記されています。

いかがですか?平安時代には、すでに宮中で使われていたことがわかりますね。

「吉書始」は、平安時代から始まったようですね。

江戸時代になると、庶民にも「書き初め」が広まります。

寺小屋では、 1月5日の講義開きの日に「君が代」や漢詩、「長生殿裏春秋富、不

老門前日月遅」などの縁起が良いとされる詩歌の詞を清書することが習わしとな

ります。

戦前には、旧家では、1月2日の朝に、菅原道真公の画像をかかげ、その前で「書

き初め(筆初め)」をする習慣があったようです。

今でも、北野天満宮では、境内で「書き初め奉納行事」が盛大に行われています。

1月2日を忘れてしまったら、是非1月5日に!

何歳になっても、勉強する心、そして、「字」を書く大切さも忘れないで下さいね。

「字」は「心を表す」なんていいます。

「心を表す字」は、「ワープロ」ではなく、自分の「字」で書いて、伝えたいもの。

「字」は「きれい」「汚い」ではなく、心で書くものなのですから・・・。

どんな「字」でも、いいんです。

 

◇◆◇ [書き初め]といえば何を思い出しますか ◇◆◇

「書き初め」といえば、祖父が元気な頃の1月2日を思い出します。

呉服屋という仕事柄、筆で書くことが多かった祖父。

祖父の書く「書」は、「すばらしい」の一言。

そんな祖父だったので、孫たちの「書」には、特に目を光らせていました。

1月2日は、必ず、筆を持ち、その年の課題の「書」を書き、祖父に見せる。

これが、当たり前の 1月2日。

祖父に見せる前には、父のチェックが入ります。

私は、大筆の方が得意だったのですが、どうも名前を書く、小筆になると・・・

なのです。

だから、私にとって、2日は、緊張の一日。

今では、なつかしい思い出です。

みなさんは、最近、筆を持っていますか?

「小学校以来、持ってませ〜ん」という方いませんか?

最近では、便利になって「筆ペン」があるので、年賀状はとりあえず、「筆ペン」

で間に合わせている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

墨を摺って、筆をなじませ、半紙に向かって、「書」を書く。

ちょっとした緊張感の中で、字を書くことも、お正月には必要な時間。

親子で、兄弟で、おじいちゃんやおばあちゃんと一緒に、今年の目標を一言、書

にしたためてみませんか?

心を無にして、自分の心に響くように・・・ね。

 

 

   

   

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