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◇◆◇おせち◇◆◇
毎年、お正月に出される料理「おせち」 今年も食べていますか?それともやめた派ですか?
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毎年、お正月といったら「おせち」が当たり前でした。 今では、どこか遠くに追いやられつつある「おせち」。 今回は、読んだら、食べたくなる「おせち」をお届けします。
「おせち」の始まりは、諸説あります。 これが「おせち?」と唸ってしまう所もありますが、一番早い説は、日本人が、 米作りを始めた頃、つまり弥生時代だという説。(紀元前2〜3世紀) 季節が変わる毎に、収穫を喜んで、神様にお供えし、感謝することから始まった というのです。 このとき、食べる料理を「節供」。 つまり季節(節)毎に、お供えしたもの(供)を使って料理し、豊作や大漁を祈 願、自然の恵みに感謝して食べた料理のこと=「節供料理」となるわけです。 こうすることによって、単調な生活に「めりはり=節目」をつけたようです。
次の説が、この「節目」に関わってきます。 奈良時代にはいると、中国の影響により、「節目」は「五節供」として伝えられ、 平安時代には、宮中にて、邪気払い、不老長寿を祈願する「節会」という行事と なったのです。 五節供とは、人日(1/7)、上巳(3/3)、端午(5/5)、七夕(7/7)、重陽(9/9) の五つをいいます。 五節供、詳しくはこちら → http://koyomi.vis.ne.jp/directjp.cgi?http://koyomi.vis.ne.jp/reki_doc/doc_0724.htm 節目の日に祝膳を神様に供えたのでした。
そして、次の節は、江戸時代。 「五節供」が、公式に式日(現在の祝日)として制度化されたことから始まった という説です。 実際、江戸時代には、重箱に詰めた「おせち」が登場しているとのこと。 宮中だけの行事が、一般の庶民にも広まったのですから、「おせち」が認知され たことになりますね。
どの説も正しいように思えますが、いかがでしょうか? いずれにしても、神様に感謝することには変わりはないのですが・・・。
さて、「おせち」には、祝い肴として「三つ肴」があります。 お重でいえば、一の重に入っているもの。 関東では、黒豆・数の子・田作り。 関西では、黒豆・数の子・たたきごぼう、となっています。 「田作り」は、五万米(ごまめ)ともいいますが、昔、田植えをするときに肥料 として乾燥したイワシを使ったことから、豊作を願ってのこと。 「たたきごぼう」は、豊年を祝う瑞鳥(ずいちょう:めでたい鳥のこと。鶴や鳳 凰などをいう)を表し、やはり豊作を願ってのこと。 どちらも願いは同じのようです。
それぞれの料理に願いがこめられ、家の繁栄と幸せを願って作られる「おせち」。 心を込めて作られた「おせち」は、感謝して食されます。 伝えたいものは、形ではなく、心ではないでしょうか。 今年、最初の節目の料理です。 皆で、味わっていただきましょう。 そして神様に感謝も忘れずに!
◇◆◇ 「おせち」といえば何を思い出しますか? ◇◆◇
「おせち」といえば、思い出すことは、祖父が生きていた頃のことです。 我が家は、毎年、暮れに作った「おせち」を祖父の住んでいる家に届け、お正月 は家族で「おせち」を囲んで1年を迎えていました。 お正月には「おせち」は当たり前。 子供が喜びそうな料理は、「鳥の唐揚げ」のみ、と徹底していました。 祖父がお寺の出身だったからでしょうか。 基本的には、「肉類」は食卓にだしてはいけなかったのですが、2本足である「鳥」 は例外だったのです。 (仏教では、2本足は、「獣(4本足)」ではない、と考えられています。)
しかし、あまり好きになれなかった「おせち」も、「黒まめ」「数の子」「昆布 巻」・・・と、ひとつひとつの意味を知れば、自然と口に運ぶようになっていま した。 それもこれも、お正月に祖父が、ひとつひとつ、食しながら教えてくれたこと。 「黒まめ」は、「まめに働く」、「数の子」は、「子供が沢山産まれますように」、「昆 布巻」は、「よろこんぶ、縁起もの」・・・と、毎年聞かされるのですから、自然 と覚えておりました。 こうやって、代々受け継がれていくのかもしれません。 厳しかった祖父に感謝なのか、それを受け継いで変わらないお正月を続けた父に 感謝なのか、今でも、「おせち」を作らなければ、正月を迎える気持ちにならな いのですから、おかしなものです。
今年も、「おせち」を囲んで、家族みんなで迎えるお正月です。 家族が減ったり、増えたり・・・と変化はあっても、お屠蘇から始まるお正 月はいいものです。 こうやって事故もけがもなくお正月を迎えられたこと、今年1年、家族が幸 せに過ごせるように、感謝をこめて、みんなで「明けましておめでとう」を 言いたいです。
皆様も、今年も素敵な1年でありますように! 「明けましておめでとうございます、今年も宜しくお願い申し上げます。」
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発行:ただ今お休み中
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